巨人右打者年間ホームランランキング
選手名 | 本数 | |
---|---|---|
1位 | ラミレス | 49本 |
2位 | 小久保裕紀 | 41本 |
3位 | 坂本勇人 | 40本 |
4位 | 岡本和真 | 39本 |
5位 | 長嶋茂雄 | 39本 |
6位 | 原辰徳 | 36本 |
7位 | 江藤智 | 32本 |
8位 | 清原和博 | 32本 |
9位 | 中畑清 | 31本 |
上記のようなランキング結果となりました。
巨人のシーズン本塁打で右打者に限定すると、歴代1位と2位は外国人が独占しています。
1位はラミレス。
惜しくも50本塁打には届きませんでしたが、長きにわたって巨人の主力選手として活躍しました。
そして日本人トップは小久保裕紀で41本。
この記録は意外かもしれません。
巨人のホームランアーティストというとやはり王貞治や松井秀喜を思い浮かべる人が多いはずです。
右打者に限定すると生え抜きの選手ではなく、小久保裕紀が1番という結果になっています。
そして近年、そういった小久保の記録を抜く可能性がある選手が出てきています。
長年巨人の右打者は生え抜きが育たない、移籍組しか活躍しない、外国人しか活躍しないなどと言われていた時代がありました。
しかしそういった評価を覆すように坂本勇人と岡本和真が堂々のランクイン。
特に坂本はショートとして、巨人以外を含めても歴代2番目のシーズンホームラン記録です。
ちなみに1位は中日の宇野薫で41本塁打。
落合らと共に強力なクリーンアップを形成していた選手です。
ただ、若い人には本塁打を打つショートというより、珍プレー(フライが頭に当たる)のイメージの方が強いかもしれません。
岡本は松井以来の生え抜き大砲と言っても良いでしょう。
岡本のすごいところは、徐々に成績を伸ばしていったわけではなく、2018年に突如として33本塁打をマークしたところ。
しかも打率も3割を超えました。
前年が、0本塁打で打率1割9分4厘だったことを考えると、ここまでの覚醒は衝撃を与えました。
それ以後は安定して30本塁打以上をマークしているので、今後さらに記録を更新する可能性を秘めています。
⇒原辰徳と落合博満の監督力