山本由伸選手のグローブについて


山本由伸選手のグローブについて

山本由伸選手のグローブは長らくアイピーセレクトでしたが、2021年シーズン途中から使い始め、2022年は最初からナイキのグローブを使用しています。

山本由伸投手がなぜグローブをナイキに変更したのか。
理由が気になり色々調べてみましたが、ナイキからの公式アナウンスがなく、分かりませんでした。
山本由伸投手本人も特にコメントしていません。

ちなみに佐々木朗希選手もナイキを使用していますが、正式にアドバイザリー契約を結んでいます。
山本由伸投手の場合は、今は正式契約ではありませんが、おそらくナイキからのオファーがあり、山本由伸投手が承諾して使っているものと思われます。

ナイキは世界戦略を掲げているメーカーですから、佐々木朗希選手や山本由伸選手のように世界で活躍する可能性が高い選手は、今のうちから話を通しておこうという狙いではないかと思われます。

ナイキは現在、日本の野球用品市場から撤退しています。
ナイキのグラブは手に入りにくくなってしまっていますから、山本由伸選手や佐々木朗希選手のナイキグローブが欲しいといってもなかなか手に入らない状況です。

ナイキのHPに行っても、もう売ってません。
いまナイキのグローブを買おうとしても中古品か新古品・未使用品という扱いしかありません。

それでもこんな値段になっちゃいます↓
ナイキのグローブ衝撃の値段

尚、もしお子さんが「ナイキのグラブが欲しい」と言っても辞めておいたほうが良いでしょう。
ボーイズリーグでの野球グローブ規定はメーカー指定があります。

ナイキは野球用品部門から撤退したこともあり、連盟指定業者から外れました。
ボーイズリーグの入団を考えている、中学生のお子さんにナイキのグローブは買わないように注意しましょう。

そして元々山本由伸投手が使っていたアイピーセレクトがこちら↓

はっきり言って野球通の方でもこのメーカーを知っている方は少ないのでは。
少なくとも大手メーカーのように有名選手が契約している事例はありません。
山本投手が使用することで一段と知名度も上がったのではないでしょうか。

元々アイピーセレクトは山本投手の出身地でもある岡山県備前市の小さなスポーツ用品店メーカーです。
山本投手は小学生の時、父親とこの店を訪れ、中学生になるとアイピーセレクトのグラブを使うようになりました。

それがプロでも続いていたというわけです。

山本投手のグローブを見ると非常に変わった形をしていますね。
特にラベル部分が他選手のグローブでは見ないような形状をしています。

人差し指部分だけでなくて、手の甲をしっかりと隠せるようなカバーが付いています。
人差し指カバーは付いておらず、グラブの中にすべて手を入れるようなタイプになっています。

IPセレクトでは手の形を考慮したアルモニーアシリーズというものを投手用としてリリースしています。
先ほども紹介しましたが、手を入れる部分の背面部、そして内裏部の特殊な構造が投手の動きを邪魔することなく、グラブを抱えることが可能になっています。

投手は他の野手と違って特殊な動きをしますから、投球フォームの体重移動や体の開きの際に、グラブが邪魔にならないような構造を意識して作られています。

まだまだ多くのプロ野球選手が使っているという訳ではありませんが、山本由伸投手に憧れて使う小中学生などが今後増えていくかもしれませんね。

山本由伸選手が使っているグローブを探す


*選手が使っているメーカーと、このサイトで紹介しているメーカーが違うケースもありますのでご了承ください。試合やシーズンによってグローブを変えている選手もいますので、あくまでもご参考程度の留めておいてください。