速い球を投げるには?フォームを変えるだけで10キロアップ


速い球を投げるには?フォームを変えるだけで10キロアップ

速い球を投げたいと考えた時に必要なのはウエイトトレーニングや投球フォームなどが挙げられます。
今回紹介するのはピッチングフォームの改善だけで球速が10キロUPするという方法。

特に肉体的な変化がなくてピッチングフォームを改善するだけでスピードアップするのは魅力的ですね。
必ず全員が10キロUPするわけではありませんが、フォームの改善点が多ければ多いほど、球速が早くなる可能性があります。

ポイントを整理して球速のスピードアップにつなげよう!

今回紹介するのは、こちらの動画。

120キロの投手が130キロになったという動画です。
13分ほどの動画なのでとても見やすくなっていますが、その中からポイントとなる部分を整理しました。

ポイント1 軸足に体重を乗せる

軸足に体重を乗せる

足を上げた時に体重が右足の上に乗っている感覚を意識して投げます。(右ピッチャーの場合)
左ピッチャーなら左足に体重を乗せます。

ポイント2 体が開いてしまうのを防ぐ

体が開いてしまうのを防ぐ

体が開いてしまうのを防ぐというのは、投球フォームの途中にすぐに体がキャッチャー方向に向いてしまうことです。
右ピッチャーで考えるなら、左足を上げて左足が地面に着くまで体の向きは3塁方向をキープしておきます。
そして腕を振り下ろす時にようやく体をキャッチャー方向に向けるイメージです。

ポイント3 上げた足をショート方向に向ける

上げた足をショート方向に向ける

体が開いて投げてしまうのを直す方として、上げた足をショート方向に向けます。

プレートの軸足をショート方向に向ける

そし上げた足だけでなく、プレートに置く軸足もちょっと斜めにしてショート方向に向けます。

ポイント4 グラブを体に引いて投げる

グラブを体に引いて投げる

投げるときはグローブをはめているほうの腕を体に引っ張っぱるイメージで投げましょう。 例えば走っている時も左手が前にあれば、右手は後ろに引きますよね。 それと同じように左右の動きが連動していないと力をスムーズに発揮できないので、グラブを体に引っ張るイメージで投げましょう。

まとめ

以上、球速が上がるポイントをまとめて紹介しました。
4つのことを頭に入れながら投球するのがベストですが、いきなり全部を実行しようと思ってもなかなか頭に入っていかず、体がついてこないケースが多いかと思います。

まずは一つずつ意識しながら身体に身に付けて投球するのがお勧めです。
「体を開かないようにする」、「軸足に体重を乗せる」など。

そして複数のことを頭に入れると、最初のことを忘れてしまったりするので、そのあたりは何回も反復練習して、すべてのポイントを無意識で投げるようにするまで練習するしかないです。

ぜひ、球速アップにつなげていきましょう。
実際にスピードが上がるのを見て、実感しながらやった方が楽しいので、家でも使えるスピードガン(こんな感じのもの)を使って試すのもお勧めです。
昔のスピードガンは何十万円もするようなものしかありませんでしたが、今では家でも使えるような1万5000円程度のものが販売されています。

あるいはちょっと値段は高くになってしまいますが(3万円ぐらい)、球速だけでなく、球の回転数や球種なども分析できるテクニカルピッチも人気です。
テクニカルピッチはボールにセンサーが内蔵されていて、スマホでデータを表示してくれるものです。

YouTubeの野球動画でもテクニカルピッチを使っている人が多いですね。
プロでもソフトバンクホークスが秋季キャンプで使っていたことがありました。

こういったものを使って実感しながら、球速アップを目指しましょう。