阪神外国人年間ホームランランキング
選手名 | 本数 | |
---|---|---|
1位 | バース | 54本 |
2位 | ブラゼル | 47本 |
3位 | ブリーデン | 40本 |
4位 | フィルダー | 38本 |
4位 | アリアス | 38本 |
6位 | カークランド | 37本 |
7位 | パリッシュ | 28本 |
8位 | ラインバック | 27本 |
9位 | ゴメス | 26本 |
10位 | スタントン | 23本 | 10位 | オマリー | 23本 | 10位 | グレン | 23本 |
上記のようなランキング結果となりました。
40代後半から50代、60代にかけては、やはり何と言ってもバース。
在籍年数は5年ほどでしたが、やはり1985年の54本塁打はインパクトが強かったですね。
英雄がいつまでも1位で嬉しい半面、いい加減超える選手が出てきてほしいのも阪神ファンの本音かもしれません。
ランキングの中で知っている選手、知らない選手もいるかと思います。
その辺りはやはり年代によって認識の違いが出てくるでしょう。
そして第2位はブラゼル。
ブラゼルに関しては比較的、最近(最近といっても10年以上前ですが)なので覚えている方も多いのでは。
西武から移籍してきて、47本塁打打ったのは素晴らしかったですね。
甲子園のラッキーゾーンが撤去されたのが1992年。
すなわちラッキーゾーンが撤去されてからの最多本塁打になるとブラゼルになります。
甲子園特有の浜風の影響があるにも関わらず、1位も2位も左打者というのが意外な結果となっています。
そして、第3位のブリーデンは知っている人も少ないのでは。
1970年代に在籍した外国人選手です。
おそらく知っている方は年配の方が多いかと思います。
左投げ右打ちの珍しい選手でした。
1年目から40本塁打を記録し、田淵、掛布、ラインバックなどと主軸を担った選手です。
そして第4位はフィルダーとアリアス。
このあたりも覚えている方も多いかと思います。
フィルダーの在籍年数はわずか1年。
しかしそれでも強烈なインパクトを残したので、往年の阪神ファンにはかなり思い出に残る選手だったのでは。
わずか1年だけでしたが、3割2厘、38本塁打をマークしてすぐにメジャーに復帰してしまいました。
ちなみにメジャーでも翌年、年間51本塁打を打って本塁打王になったという記録の持ち主です。
尚、阪神はもちろんこれだけの記録を残したので契約延長を望んでいましたが、フィルターが要求する年俸や契約年数に応えられず、結果的に1年で退団したという経緯があります。
あと、フィルダーの思い出として本塁打以外に、バットを投げつけて、それが跳ね返って指に当たり骨折したということも覚えるている方が多いのでは。
そういったアクシデントがなければ日本でも本塁打王になっていた可能性が高かったのではと今でも言われています。
そしてアリアスはオリックスから移籍してきた外国人選手です。
オリックス時代からも活躍していましたが、年俸交渉で決裂し、阪神へ移籍したという経緯があります。
阪神でも安定した活躍をして、在籍3年間の本塁打は32本、38本、25本。
3年目終了後、年俸3億円の年俸がネックとなり、どうしても折り合いがつかず退団となりました。
以下、パリッシュやオマリーなど思い出に残る選手もランクインしています。
ちなみに活躍したマートンやパチョレック、シーツはランクインしていませんでした。
やはり中距離ヒッターだったので、ランクインするほどの本塁打ではありませんでした。
ちなみに、マートンの最多本塁打が19本、パチョレックが22本、シーツが19本でした。
⇒バースってどんな見た目の選手だった?